<ポジティブ心理学の教え 33> 困難を乗り越える力をつける方法

<ポジティブ心理学の教え 33> 困難を乗り越える力をつける方法

困難を乗り越える力をつける方法の一つを紹介しますね。

"Positive Psychology Practical Guide"に載っている方法です。
日本では翻訳されていない本からの情報です。

いっしょに考えてみてくれますか?

1、過去に困難だったことの中で乗り越えられたことを一つのことを思い出してください。

2、書き出して見ましょう。どんなことが起こったのですか?

3、その時、乗り越えることができたはどのような方法をとったからでしょうか?

4、そのことに対して、今は、どういう気持ちなのですか?

5、その時に、とった方法を今考えてみると、どのような「強み」や「力」をつかったのでしょう?

以上が、自分に向けての問いかけです。
日記や紙に書いてみてくださいね。
すると自分の力も分かるし、自分が得意な対処方法が分かります。
・・・とこの本では説明されていました

私もやってみました。

正直、嫌なことだから思い出すのも嫌でした。
でもやってみると、さわやかな発見がありました。

「自分がいかに友人に支えてもらっているか」を実感したのです。
信頼できる人に自分の困っていることを相談する。
その友人は、親切にさまざまな考え方やアドバイスを提供してくれたのです。
優しい人がたくさんいることに改めてて気づきました。
友達にとても感謝です。

もう一つ気づいたこと。
それは、やることを決めてアクションを取り始めると言うこと、
これは、いつまでも嫌な気持ちを引きずらないで済むということに繋がりました。
堂々巡りの考えを繰り返すよりも、いくつかの選択肢を考え、動き出すことが、気分も問題もいい方向に向けるのだと思いました。

<ポジティブ心理学の教え その32> 困難を乗り越える力

<ポジティブ心理学の教え その32> 困難を乗り越える力

新しい未来をつくるにはチャレンジが必要。
チャレンジには、当然のことながら、リスクもある。

そのリスクに直面して、困難を乗り切らなければならない状況になることがある。

困難を乗り越える力はたくさんあるが、大事なものが希望と意義。

チャレンジしているときに考えてみる。

 ・私の直面しているこの苦境はどんな試練を私にあたえてくれるのだろうか?

 ・この苦境を乗り越えるとどのような世界をつくることができるのだろうか?

 ・そんな世界を作れると、誰のために役立つのだろうか、貢献できるのだろうか?

 ・それは意義や意味のあることなのだろうか?

すべてに答えが出なくてもいくつかには応えられる事があるかもしれない。
意義や意味が見つかれば、困難にたちむかう力が100倍だ。

自分の力を100%発揮できるのは希望があるから・・。
そして、その希望に意味や意義があるから。
 ・・・とポジティブ心理学者たちは言っている。

幸せは何かを達成した時だけ感じるものではなく、その目的に向かって進んでいるプロセスで感じるものだ。 シカゴ大学エド・ディエナー博士(写真)の名言だ。

<ポジティブ心理学の教え その31> 困難を脱する力

<ポジティブ心理学の教え その31>

幸せになるには困難な状況を脱することが必要。 困難を脱する力の原点について話し合った。

まずは、今の苦境をどのように認識するかにかかってくる。 困難を困難とみとめ、苦境に立っていることを理解しながら、「この試練で自分は何を学ぶことができるのか?」と考えられると前に進む力が湧いてくる。

次には、「苦境を乗り越えられるかな?」と考えるのではなく、「どうしたら乗り越えられるのだろう」と考える。この2つの考えの違いが、人生の分かれ道になる。

もう一つ、人生で苦境は何度もやってくる。「困難に直面するのは、自分だけではない。誰の人生に苦境はもやってくる。姿や形は違うけど困難な局面にぶち当たらない人がいない。そして、多くの人はその苦境から逃げずに乗り越えている。自分にだってできないわけがない。」

・・・・そんなことがレジリエンス力なんだね、と話しながら、4人で真面目に対話をしていました。

<ポジティブ心理学の教え30>

しあわせな夫婦関係には、ポジティブな会話がネガティブの会話の5倍あることが望ましい。



(Maxコメント)

John Gottmanという夫婦関係と人間関係専門に扱っているエキスパートがいます。この人は5分話を聞くと94%の勝率でその夫婦が長く続くか、近いうちに離婚するかがわかると判断できる人です。セラピストの経験とデータで「実証」をする学者で有名な人です。

そのゴットマン博士によると、夫婦のよい関係性を保つにはポジティブな会話とネガティブの会話の比率が5:1以上必要。ポジティブな会話をたくさんすることが大切だとのことです。

アメリカでのデータですから、日本人の習慣とは違うかもしれません。でも、5:1以上まで行かなくても、楽しいことだったり、昔の良い思い出だったり、今日おこった良いことだったりといった、ポジティブな会話をしているときのほうが、幸せを感じることは誰もが肌感覚でわかることですよね。

ポジティブな会話を増やす。

これが、幸せをつくることに貢献するならもっと意図的にポジティブ会話を増やしたらどうでしょうか?

 マインドフル

<ポジティブ心理学の教え29>

幸せになるには、マインドフルになるワークをする。
マインドフルになるワークとは、瞑想したり、太極拳をしたり、ヨガをしたり、座禅を組んだり・・・、ジョギングしたり・・・方法はたくさんある。

(Maxコメント)
マインドをフルにさせるには、マインドに、隙間やスペースを作ること。日本語でいう「空」でマインドを満たす(フルにする)こと。

この心のゆとりが、とてつもないインスピレーションを与え、人生をかえることを体験する。


私も、心を静かにする時間を持つようにしています。
何も考えようとしない時に出てくるインスピレーションが、これからの人世や、事業のことを考えるときに、とても役立っています。

ネイティブ・アメリカンの人たちはスピリチュアルな生き方をしています。
写真ののハワード・バッドハンドさんは、ネイティブ・アメリカンの中でも、スピリチュアリティの頂点に立つ人。
先日、アメリカのニュー・メキシコに行ったときに、個人的なセッションを1時間受けました。
自分の現在と未来が見えてきました。
明るい未来です。 
(内容は内緒です・・・。FuFuFu・・・。)

<ポジティブ心理学の教え28> レジリエンス

<ポジティブ心理学の教え28> 

レジリエンスとは「ストレスフルな仕事が増えたりや困難な状況が大きくなった時に、乗り越える(
力」のことです。例えていうと「曲がっても元に戻る竹のしなやかさのように、生きる力」です。


ハワイのカウアイ島での学者のポジティブ心理学者の研究成果やイリノイの電話会社での研究成果から、乗り越える力が強い人はそれなりの特徴があることが分かりました。

そして、その困難を乗り越える力は、学習できることも分かりました。

(Max コメント)

写真はレジリエンスのトレーナー資格を私に与えてくれたナン・ヘンダーソン博士です。



レジリエンスをもたらす力を『プロテクティブ・ファクター』と呼びます。

たとえば、「社会とのつながり」

平たい言葉で言うと、「心の内を話せる友達・親・兄弟を持ている」です。
あなたは気軽に相談できる友達が何人でしょうか?
良い人間関係を持っているが多いとレジリエンスが高くなります。

逆に言うと、孤独はストレスに対して、とても、もろい状態です。
普段から本当の自分の気持ちを話せる友達を持っておきましょう。


もう一つは、「問題をとらえる視点」

あなたは、難しい問題が目に前にあるときにどう捉えるのでしょうか?
「どうにも手を出すことができない」と思えば乗り越えることができないですよね。
「私には出来るのだろうか?」と思っても、前には進めないものです。

「どうしたらこれを解決できるだろうか?」
「その状況に対応してどのようにするのがベストだろうか?」という視点で問題を見ることができたら、その問題は解決できます。このように、問題をみる視点をどこに置くかがレジリエンスを高める一つの方法でもあります。

他にもいくつかありますが、長くなるので省略します。また、いつか・・・。

先週の土曜日にPPAL(ポジティブ心理学応用研究会)で話した内容の要点です。

<ポジティブ心理学の教え30>ポジティブな会話がネガティブの会話の5倍あると幸せな夫婦関係を維持できる

<ポジティブ心理学の教え30>

しあわせな夫婦関係には、ポジティブな会話がネガティブの会話の5倍あることが望ましい。


(Maxコメント)

John Gottmanという夫婦関係と人間関係専門に扱っているエキスパートがいます。この人は5分話を聞くと90%以上の勝率でその夫婦が長く続くか、近いうちに離婚するかがわかると判断できる人で、経験と「実証」をする学者で有名な人です。

そのゴットマン博士によると、夫婦のよい関係性を保つにはポジティブな会話とネガティブの会話の比率が5:1以上必要。ポジティブな会話をたくさんすることが大切だとのことです。

アメリカでのデータですから、日本人の習慣とは違うかもしれません。でも、5:1以上まで行かなくても、楽しいことだったり、昔の良い思い出だったり、今日おこった良いことだったりといった、ポジティブな会話をしているときのほうが、幸せを感じることは誰もが肌感覚でわかることですよね。

ポジティブな会話を増やす。
これが、幸せをつくることに貢献するならもっと意図的にポジティブ会話を増やしたらどうでしょうか?