<ポジティブ心理学の教え 36>キャリアや人生を考えるときには「目的」は明確にして、「目標」にはこだわらない
<ポジティブ心理学の教え36>
キャリアや人生を考えるときには「目的」は明確にして、「目標」にはこだわらない方がいいのです。
目標は仕事をするには不可欠です。
目標とはいつまで、なにを、どのようにやり遂げると明確にしたゴールのこと。
しばしば、数字で表されます。
これを我々は毎日追いかけていますね。
そんなチャレンジをしながら成長しているのです。
自分の将来を考えるときには、「目的」を持ったほうがいいのです。
「目的」は何のために、何をする、ということ。
What とWhyを決めます。
Whyの「何のために」が特に重要です。
そこには、実際にやる意味や意義が入ってくるからです。
例をあげましょう。(私の例ですみません)
私の目的は「イキイキと幸せに働ける人を増やすこと」
そのためにポジティブ心理学やAI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)をつかって組織や人に働きかけをしています。
特に「イキイキと働ける」ということに意味があるとおもっています。
イキイキ働ける人が多くなったら、なんと楽しい職場になるのだろう。
なんと日々が充実するのだろう。
そんなことに貢献したい。
日本にそんな人を多くしたい。
そうしたら、みんなHappyだよね。
Happyな人をたくさん作れるってすごいことじゃない。
・・・と思うからなのです。
そしてそれを実現する方法は、平たく言うと、
「自分ができないところや自分の問題ばかり考えていないで、自分のいいところも見て、自信をもって仕事しようよ。」
・・・ということ。
これができる組織や人々をポジティブ心理学やAIでサポートしたいのです。
目標のいつまで、なにを、どのようにやり遂げるは、毎日の仕事には不可欠です。
ですから、何をやり遂げるかを決めて日々を過ごすことがイキイキとした自分を作ります。
その目標が目的に合っていると、自分の心の中で、深い充実感を味わえます。
一方、目標で人生を考えると、自分自身が苦しくなります。
人が未来を歩む時には不確定要素が多いからなのでしょう。
目標は達成できないことが多くあります。
達成できないことで続けるとゲンナリしてしまうのです。
ゲンナリはネガティブな感情です。
これは、行動にブレーキをかけます。
だから、3日坊主になって途中でやめてしまうのです。
大きな目的でしたら、方向性だけをきめて、数字を決めない。
ブレることが少ないので、徐々に進むことができます。
自分のことばかり書きました。 すみません。(^-^)