社会構成主義 TAOS Institute 20回記念コンファレンス
TAOSでコンファレンスに参加中です。
「言葉が世界をつくる」
「我々が語ることが未来をつくる」
そんな社会構成主義の考え方で何ができるのだろう、とみんなで対話をしています。
たとえば、AIの創始者のひとり、クーパーライダー博士たちと語り合ったのは、地元の参加者の声に答えたものでした。
参加者の1人にニューメキシコ州の人がいて、問題が出されました。
・自然が壊れていく。
・人が対立している。
・経済が不振。
・そして、人の心が荒んでいく。
高い意識からの真剣な訴えでした。
それを「ニューメキシコ州の自然と、人、経済をこれからどうしたらいいのだろう。」という視点で考えました。
人が参加したい心が揺さぶられるようなテーマをつくること40分間の討議の課題です。
我々のチームが考えたのは、「風に聴いたら何と答えるだろう。歴史と、自然と、人に敬意を払いながら・・・」でした。
アメリカの人はWindに対して、様々な意味を感じていることがこんな表現に繋がったのです。
ニューメキシコのネイティブ・インディアンのスピリットを活かし、ユニークな自然をはじめとするこの州良さを引き出すためのテーマです。
対話の連続で頭の芯が疲れますが、気づきの多い時間を過ごしながら、社会構成主義やAIの本質を体験しています。