How of Happinessの翻訳出版が決まりました

ポジティブ心理学の本「How of Happiness」の翻訳出版が決まりました。

昨日は、日本実業出版社との打ち合わせでした。
翻訳はプロの金井真弓さんにしてもらうことになり、私は監訳として出版することになります。

この本にはポジティブ心理学を毎日の生活に活かすためのヒントがたくさん書いてあります。単なる幸せ指南書ではなく、幸せになるためのアプローチを、ポジティブ心理学の科学的な「実証」に基づいて紹介してくれています。
始めに、今までの固定観念や幸せの神話を壊して、持続的な真の幸せを求めることが、いかに大切かを説明しています。研究の結果、幸せをもたらす要因を、次のように分けることができることを著者が明確にしました。

・遺伝や幼い頃に得たもの…50%
・自分の意図的な行動…40%
・自分をとりまく環境・境遇…10%

著者は、自分をとりまく環境・境遇(貧乏・学歴・年齢・住んでいる家など)は、たったの10%しか幸せに寄与しないと言っています。遺伝や幼いころに得たものが50%はあるものの、40%は自分の意図的な行動変えれば幸せなれる、だから行動を変えて、幸せになろうよ、と主張しています。

ハピネスアクティビティとして、学問で実証された10の「幸せになる具体的な行動」を示しています。それは、次の10行動です。
① 感謝する 
② 楽観的に考える
③ オーバーシンキングをやめる
④ 親切にしてあげる
⑤ 人間関係を充実する
⑥ 逆境対応戦略をつくる
⑦ 許すことを学ぶ
⑧ フロー経験を増やす
⑨ 喜びを味わう
⑩ ゴールを達成する

年末か、来年の初めには、書店にならぶようにすすめる予定です。
ひとえに翻訳者の金井真弓さんに多く役割はお願いすることになります。

1年以上も、この本のために奔走してくれた、ブックプラスの浦辺さんにはとても感謝しています。