AIは刑務所でも効果を発揮 シンガポールのおはなし

Noel E K Tan(シンガポールのAIなどのプラクティショナー)が来日した。世界中でAIのじれいをはなしたり、ファシリテーションの経験を伝えてる若き行動派だ。

それを機に、IAF(国際ファシリテーター)メンバー、ODNJ(組織開発ネットワーク)メンバーが合流して、会食を行った。IAFをリードする二宮さん、ODNJをリードする、西川教授も一緒だ。

NoelはAIでシンガポールの刑務所職員に提供したそうだ。ここでは、受刑者が出獄しても、何度も戻ってくるのが課題だった。

そこで、AIで職員が、受刑者の良いところを認め、元気づけるように変えた。職員の関係性が良くなったのはもちろん、職員と受刑者の関係も良くなった。AIのもとで拘置された人は、戻ってくる率が大幅に減少したそうだ。

今はさらに発展して、受刑者同士でもお互いの価値やいいところを認めるようにAIを導入しようとしている所だそうだ。

そんなAIの成功例を聞いた。

AIはどんな状況に人にも生命力を与えるのだ。

受刑者の罪をいさめるよりも、その人の価値を認め伝える。
これが、どれほど人生の力になるか、あらためて、感じる時間だった。