ビジネスに使えるポジティブ心理学

ビジネス心理士協会があります。ここでは、心理学をビジネスの人たちに活用してもらうための仕組みを考えています。

立正大学心理学部長の斉藤孝教授を会長に、デジタルハリウッド大学の匠英一が副会長をしており、ビジネスを携わる人により心理学を知ってもらい、より人と成果に焦点を当てるより良い組織を作ったり、よりよいマーケティング活動ができれたらうれしいという思いで活動をしています。私も、常任理事として、参加させていただいています。

活動をする中で、ポジティブ心理学がビジネスに貢献できる理論は何だろう、と思い今までの私が勉強した分野を整理してみました。

ポジティブ心理学」「ポジティブ組織行動学」「ポジティブ組織学」などを整理すると、なんと、以下のように幅広いな分野があります。整理しながらこれが実現できている組織は相当元気だな、と思いました。


ポジティブ心理学の視点からみた働く人の幸せ
   1. マーティン・セリグマンの主観的人生満足度と働く人の幸せ
   2. タル・ベン・シャハーの幸せ観と現在と将来を見渡した働き方
   3. エド・ディエナーの幸せに働く人の特徴

フロー理論
   1. ミハイ・チクセントミハイの「フロー理論」とは
   
ポジティビティ
   1. マーシャル・ロサーダの「ポジティブ感情と業績の研究」
   2. バーバラ・フレデリクソンの「拡大構築理論」
 
レジリエンス
   1. 「レジリエンス」とは
   2. なぜ今の職場に「レジリエンス」が必要なのか
   3. 「レジリエンス」を高める要素
   4. 「レジリエンス」が高まると働く人はどう変わるか

強み
   1. 第1世代の強みの考え方:「VIA-IS」と「ストレングスファインダー」
   2. 第2世代の強みの考え方:「Realise2」とアレックス・リンレイの研究
   3. 強みを活かす人はこんな貢献をする
   4. 強みを活かした組織の得られる効果

そのほかのポジティブ心理学の考え方
   1. 「AI(Appreciative Inquiry)」:組織変革の手法とその効果
   2. 組織活性化と「ポジティブアプローチ」
   3. 「働く意味」「希望」が継続的な動機づけを促す
   4. 「自信」がある社員は貢献する
   5. 「楽観」「悲観」の組織に及ぼす効果
   6. 組織における「人間関係」は生産性に大きな影響を与える
   7. 「ポジティブ組織行動学」の提唱する「オーセンチック・リーダーシップ」   
   8. 「ポジティブ心理学」を活用したエンゲージメント向上の施策